ポルトガルに留学する方のビザ申請TIPS

今回の企画はビザ申請についての情報を掲載させていただきます。今回はポルトガル編。ブラジルについても掲載いたしますので、少々お待ちください。


ポルトガルに1年間の留学をする際は「中期滞在査証」(Visto -Estada Temporária)というビザで申請してください。http://embaixadadeportugal.jp/jp/consular_jp/%E4%B8%AD%E6%9C%9F%E6%BB%9E%E5%9C%A8%E6%9F%BB%E8%A8%BC/に詳細が掲載されておりますので、下記と合わせてご参照ください。「E6ー特別の理由で3ヶ月以上滞在の場合 」という項目です。


申請先はポルトガル大使館領事部です。郵送での対応もあるようですので、遠方の方は電話もしくはメールでご確認ください。また、申請の際には予約が必要ですので、お忘れなく。 

〒102-0083 東京都千代田区麹町3丁目10−3

開館時間 平日の 9:30~12:30 

電話番号(03) 5226-0614

E.mail: consular@portugal.jp.net

 

サイトに示された申請に必要な書類についての紹介です。

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a) 申請書(正)

申請書は上述のリンクに掲載されているので、そちらをダウンロードしてください。

下記の項目は記入時にわからない方が多いかと思われる項目ですので、ご参考までに。

24の「希望入国回数」はMultipleが基本になります。

30の「シェンゲン協定加盟国からの出国予定日」は加入した保険の期間の最終日を記入しましょう。

31の「招へい状を発行したシェンゲン協定加盟国内の招へい者の姓名。該当しない場合はホテルなど滞在先の名称」は入学許可の出ている大学を書きましょう。

33の「旅行や滞在に必要な費用について」は該当するものすべてにチェックしましょう。。

訂正は修正テープで申請時に窓口に行った際にすることが可能です。


b) 査証申請期間満了日から数えて3ヶ月以上の有効期間を残す旅券(旅券原本、所持人情報が記載されたページ及び以前取得したポルトガルの入国・日本国の在留査証及び再入許可の記載されたページのコピー1 部);

旅券(パスポート)原本は、ビザ発行まで返却されません。海外旅行に行く方は計画的に行くことをお勧めします。もし海外に行く予定がある場合は大使館の方に伝えましょう。
EU圏へのビザを今までに申請していない方はパスポートの写真のあるページのみコピーが必要です。


c) 写真1枚(3 x 4 cm)-カラ-無背景、最近撮影したもので画質の良好なもの

これはパスポート用のサイズなので、写真屋さんや証明写真の機械で撮るようにしてください。


d) 往復のチケット予約証明書(正);

こちらは往復の航空券のeチケットの控えもしくはITINERARYを印刷して持参してください。

航空会社は帰国日の日程変更可能な長期滞在者向けの航空券を発行しています。そちらの利用が便利だと思われます。


e) ポルトガル滞在中の救急治療を含む、病気や怪我の治療費、さらに場合によっては国への送還費用を保証する有効保険証明書(正、コピー1 )

ポルトガルに留学される際は海外留学保険に加入する必要があります。その保険の保険証書のコピーが必要です。


f) ポルトガル内務省外国人移民局(SEF)による査証申請者のポルトガルでの犯罪の有無を確認するための要請書(正);

上述のリンクにある f)requerimentoからダウンロードして、必要事項を記入してください。


g) 国籍を保有する国の当該官庁・関係当局によって発行された三ヶ月以内の無犯罪証明書、または1年以上居住している国によって発行された無犯罪証明書 (必ずその国の外務省の認証済みであることが必要) (正);(16歳以下は不要)。(外務本省 Tel: 東京 03-3580-3311、大阪 06-6941-4700、アポスティーユ証明が必要。

こちらの無犯罪証明書は住民票がある都道府県の警察本部で発行される「渡航証明」を発行する必要があります。発行までには2週間程度かかりますので、余裕を持った申請をしてください。また、この渡航証明に対して外務省でアポスティーユ証明を受けなければなりません。郵便での申請もしくは外務省の窓口での申請が可能です。(東京・大阪)
アポスティーユ証明の詳細は外務省のサイト(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page22_000548.html)を参照ください。


h) ポルトガル滞在を可能とする経済状況を説明する書類 (金融機関の英文残高証明書あるいは、一年間で16000ユーロ同等の奨学金証明書)(正);

本人名義の口座の英文の残高証明の発行が必要です。銀行によって発行までかかる時間が違いますので、余裕をもって申請するようにしましょう。目安としては10000ユーロ(100万円程度)口座に入っていることが必要です。申請時にお金が入っていることが条件です。


i) 滞在目的である入学許可を含むポルトガル教育機関が発行した証明書(正);

こちらは、留学先の大学に入学許可を発行してもらい、日本に郵送してもらう必要があります。原本でなくてはならないので、必ず郵送してもらってください。依頼すれば1週間程度で届きますが、トラブルの可能性もあるので、早めの対応が必要です。


j) 高等教育機関による交換留学プログラムにホームステイ状況が明記された証明書類あるいは、ポルトガル滞在状況が保障された書類(正);

こちらも原本が必要な書類です。ホームステイをする人はホームステイ先の、下宿する人は下宿先の大家さんに住居が決まっていることを示してもらわなければいけません。 様式は自由なので、上記のポルトガル大使館のリンクにあるTermo de Responsabilidadeを使用してもいいとのことですが、ポルトガルの大家さんが作ってくれるものでも可能です。こちらには公証人(notário)の前でしたサインをポルトガルの大家さんにしてもらう必要があります。その旨をしっかり伝えましょう。原本が必要なので、早く送ってもらえるようにしっかり伝えましょう。(人によって送っていただくまでの時間はまちまちですので、なるべく急いでもらうように伝えるようにする方が望ましいです。)


k) 在学証明書(正);

こちらは所属大学の在学証明(英文)のことです。


m) 申請者が適切な査証でポルトガルに入国しなかった場合、如何なる状況であっても、その責任を申請者が負うことを表す宣言書(正);

こちらは上述のリンクにあるm)Declaraçãoをダウンロードして記入しましょう。

 

*郵送用のレターパック(520円)

郵便局やコンビニなどで購入して持参する必要があります。宛先は出発間近でも受け取れる場所を指定することが望ましいです。

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以上が申請書類です。どれが欠けても申請できませんので、しっかり計画的に準備することが大切です。

ポルトガルとやり取りが必要な、i)とj)の準備が最優先ですので、なるべく早く計画的に行うようにしましょう。


以上ポルトガルのビザ申請についてでした。不明な点があれば、estudamos.portugues.jp@gmail.comにメールもしくはTwitter @EstudamosPのダイレクトメッセージまでご質問いただければわかる範囲でお答えいたします。内容については一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。


確実な返答が必要な方はポルトガル大使館領事部(電話番号 (03) 5226-0614 E.mail: consular@portugal.jp.net)までご確認ください。電話の受付時間は平日9:30~12:30となってますので、おかけ間違いのないようにご注意の上確認ください。

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